平田オリザ・演劇展vol.6 公演情報 青年団「平田オリザ・演劇展vol.6」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「ヤルタ会談」は、3巨頭の歴史的会談をネタに、ブラックな笑いをふりまく、類を見ない怪作。俳優三人の息がぴったり合っていて、ホロコーストや粛清や植民地問題や戦後処理という重厚な題材なのに、大いに笑わせられました。(上演時間30分)
    新作「コントロール・オフィサー」は、東京五輪の代表選考会後の水泳選手とドーピング検査官の話。選手たちの悲喜こもごもの建前と本音を、俳優の出入りによる人間関係の変化で見せていた。役者の間合いや微妙な表情も見事で、大いに笑わせられた。
    「静かな演劇」の旗手・平田オリザ氏はアイロニーと諧謔の達人です。氏のすぐれた喜劇作家ぶりを堪能しました。(おなじく30分)
    ほかに「銀河鉄道の夜」を見ました。こちらはリリカルな詩劇というところ。

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    2019/02/16 18:48

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