TABOO【遠征割・高校生以下無料フォーム】 公演情報 壱劇屋「TABOO【遠征割・高校生以下無料フォーム】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    私見だが、壱劇屋版「TABOO」に「たいへんよくできました」の花丸をあげたい!

    23年前、初演の野田演出で唐突だと感じた部分が、今回の大熊演出で腑に落ちた気がした。丁寧で、分かりやすい演出だと思った。芸神、世阿弥陀の舞の部分も、テーマを浮かび上がらせてくれた。パフォーマンスやピアノの演出は、秀逸だった。

    全キャストの演技とパフォーマンス、舞台美術、衣装、照明、音楽、音響…どれも10周年記念公演にふさわしい、集大成だった。不安要素だった長台詞も、早すぎて初見の人は聞き取れないかも?という箇所はあったが、「たいへんよくがんばりました」とほめたい。

    特筆すべきは、主役「一休」を演じた山本貴大だ。彼に合った役柄だったこともあるが、台詞も表情も動きも主役として、物語をひっぱっていた。ラストに無音で踊る彼は、見事に場を支配していた。1000人規模の劇場なのに、本当に大きく見えた。役者が化ける瞬間を、目撃した気がする。

    壱劇屋は、全国から観客が呼べる、大阪拠点劇団になるという目標をかかげている。彼らのこれからの10年が楽しみになる、意欲作だった。

    ネタバレBOX

    初演では、萌が父からの性的虐待を口にする場面で、劇場全体がざわめいた。タブーに触れた反応だった。

    今回それを感じなかったのは、役者達が若いからだと思っていたが、親からの虐待がタブーではなくなった面もあるかも?と、最近のニュースを見て考えている。

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    2019/02/11 19:29

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