満足度★★★★
■約100分■私がはえぎわを観るようになったのは、主宰が岸田戯曲賞を獲り定評を得て以後。それ以前は舞台上でハダカになったり、かなりえげつない作風だったと聞くが、結成20周年の節目を迎えて初心に帰ろうと思ったのか、プチ先祖返りしたかのような一作。ハダカこそないものの、近年のはえぎわ作品の中では一番と言っていいほどエグ味が強く、不幸な人々の小さな幸せを淡いタッチで描いたこの数年の諸作品に惹かれる私の趣味には残念ながら合わなかったが、ひと工夫もふた工夫もある劇構造にべらぼうな吸引力があり、最後まで面白く観られました。
ネタバレBOX
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2019/02/03 22:43
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