陰獣 INTO THE DARKNESS 公演情報 metro「陰獣 INTO THE DARKNESS」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    metroも3作目だか4作目だか。ちょっとした楽しみになっている。エログロな世界を真顔で作ろうとするこだわりの態度は期待をさせる。今回はmetro第一作の満を持しての再演という意気込みを何となく感じ、足を運んだのだったが。。

    ネタバレBOX

    千秋楽が影響したか。それとも・・。私の感知器にはぎくしゃく感が多少ならず認められた。
    江戸川乱歩を題材にするならど真ん中と言える題材を、舞台としてはこれ以上ない程の隠微な世界が作り込まれている。
    気になったのはサヘル・ローズが中盤以降ずっと泣いているのだ。演技として意図的に泣こうとしているのか、それとも最終ステージに感極まり、「先生」との愛の側面が役の人格を覆ってしまって、悲劇の主人公と化したか。。弱々しくなった彼女は、本来「我が道を行く」強さの証となるべき「人と目を合わせず自身と向き合う」体勢をとる事が殆どなくなり、常に相手役のことを涙目で見ている、という具合になっていた。
    劇では月船と人格的に共通する部分があったり、実際舞台上で両者の人格が入れ替わったり、二人の身体が蛇のように絡まって二人で一つの様相を見せたり、妖しく立ち回る二人であるのだが、その妖しさがサヘルから中盤以降消えてしまい、しおらしさだけが残った。これは非常に気になった。
    千秋楽終演後の月船の挨拶がやや重たく湿っぽかったのも気になったが、次の10年も隠微な世界に拘り、体当たり演技で独自な舞台を追及されん事を願う。

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    2019/01/24 01:41

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