満足度★★★★
鑑賞日2018/12/21 (金) 14:00
価格3,000円
かつて「ラフカット」に書き下ろした短編3本オムニバス。
1編目「晩秋に吠えろ」
ラフカットにおける堤作品は、ロッカールームが舞台のものが少なくなく、また、内容的にも「ラフカットの堤作品」の王道。
かつて毎年「ラフカット」を観ていた身からすれば、この企画に相応しいオープニング、的な。
2編目「円盤屋ジョニー」
一般市民が裏社会の端っこに足を踏み入れてしまい……なバイオレンス系なタッチは堤作品としては異色?
ラフカットでの松尾スズキ作品「洞海湾」を思い出したが、そういう意味ではこれもラフカットらしいと言えるかも。
3編目「父を叩く」
これは初演を観た記憶があった。1編目とは対照的なタッチではあるが、近年の堤作品、なオモムキ。そう考えると3編の上演順はこれがベスト……と言うよりこれしかない、みたいな。