満足度★★★★★
shelfの舞台は、いろいろなものを削ぎ落としてシンプルにすることで、観客のイマジネーションを刺激する。それはイプセンの戯曲でも同じなのだが、前回の『Die arabische Nacht|アラビアの夜』で見せたように、shelfとローラント・シンメルプフェニヒとの相性はかなり良い。そもそも、ローラント・シンメルプフェニヒの戯曲は、イマジネーションの上に成立しているようなものだからだ。つまり、下手をすると単にリーディングになってしまうような戯曲を、考え込まれたアイデアで形にしてくれる。
ネタバレBOX
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2019/01/08 03:31
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