満足度★★★
まんべんなく感想を書いてみました
●総評
ダンスの公演と聞いていたのだが、実際は普通にお芝居だった。
予定の変更があったのだろうか?
番外公演ではあるだろうが、実験公演という感じはしなかった。「番外実験公演」と銘打つのは、普段より規模が小さい(時間が短い)ことに対する負い目からだろうか? 見る方からしたら、あまり気にならない問題なのではないかな。
ともかくも、気にするほど、実験的でも適当な演目ではなく、見応えは充分あった。
今回見て感じたのは、地下空港の役者は、オールスター方式なんじゃないか?ということ。漫画用語かもしれないので、簡単に解説すると、作者の手駒の役者がいて、それらが違う作品にもずっと出て来る。そして、キャラクターそれぞれには性格付けがしてあって、そこからあまり逸脱しない芝居をどの作品でもする。と、いうこと。
個人的には、同じ役者でもいろんな芝居が見てみたいと思うので、どの人にも予想できないような役所で出てきて欲しい。
●衣装について
素晴らしく良く作ってあって、いくつかは同じものが欲しくなった。
特に気に入ったのは、
主人公・柴やおの
普段時、プロフィール改竄後のジャケット・・・形、ラインがキレイ
うさぎ・・・色が良い!
着せ替え係・・・こういうとこにもちょっとした、センスですよね
●テーマについて
極めて個人的な不安を描いたものに思えた。私はあまり共感できなかったが、ピンと来る人にはピピーーンと来るものだったのではないかな?