満足度★★★
イプセンの本を読んでなく、どんな話なのかな~と。
結構、言葉は頭が悪い感じでいうと、昼メロになるような筋だなと。
ということは、昔も今も、国は違えど結構、同じなのだなとざっくり解釈しつつの、でも、そこは、アマヤドリ。
客演も含めて、個々の俳優陣が適材適所というか、とても良い。
男性陣は、かなり、皆ヤバイというか、下衆いというかなんていうか、病んでる役だなと。対象的に女性陣は、強く、純粋で、光あるイメージ。
父親と息子と息子の友人。
ここのトライアングルはあれだった・・。
自分の前しか見えてないのでは???と思える人々。
これは、かみ合わないでしょ。
しかし、これが結構「男性」の本質を表しているような気もする。
結局、自分が一番。
勝手に苦悩していてくださいね、と思ってしまった。
医者レリングの宮崎さんはあの中だと、真っ当なイメージだった。るかさんのギーナ・エクダル役は、芯がある演技で、物凄く、すき。不幸になる真実は、言わなくても良い時だってあるじやないのかなと思った。何故、女性ばかり責められるのか。納得出来ない。
野がもも、狩りで手追いになったのをおしつけ、自分が手を付けた女性も邪魔になったら押し付けて・・・。
ヴェルレって、ダメだな・・と劇中思ってしまった。(いや、大原研二さんはダンディーで物凄く素敵だった)
だから、野がも(一川幸恵さん)と、ヘドヴィク(東 理紗さん)
は表裏一体、同じような境遇同士だったのだなと。
それを考えると最後の場面は、あまりにも救いが無い。
翻訳ものだし、長尺だし、難しいんじゃないかしら?と思ってる方も、そうではないと私は、思ったので、是非、観劇してみてください。
PPTは、色々お話が聞けて楽しいです。