満足度★★★★★
鑑賞日2018/12/19 (水) 19:00
価格3,800円
アニバーサリーイヤーズに女子ソフトボールチームを結成することにした下北沢の電器店に勤める女子従業員たちを中心に据えた物語。
そうして結成されたチームの1年を「演劇でしかできない」「良い意味でベタな」「映像化不可能な」表現も交えて描いて圧倒的に楽しい。
昭和時代は「スポ根もの」がもてはやされたが、平成は辛いことはあっても「根性」などではなく、例えば友情やチームワークなどで克服するのではないか?(「あさひなぐ」しかり「チア☆ダン」しかり)とも。好きなんだな、こういうの。
そう言えば公演会場である駅前劇場、題材や切り口は全く異なるが、キコの「十二月の蜘蛛と火曜日のオルガン」に続いて「大人の青春モノ」というシンクロニシティでもあった。