『アメリカン・ラプソディ』 『ジョルジュ』 公演情報 座・高円寺「『アメリカン・ラプソディ』 『ジョルジュ』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/21 (金) 14:00

    座席1階A列16番

    ガーシュインもショパンも共に39歳で亡くなった。それが、この連作のきっかけなのかしらん。
    『アメリカン・ラプソディ』『ジョルジュ』共に、往復書簡を読み上げて、それぞれの音楽家の生涯を作曲した音楽順で演奏する音楽劇。ただ、タイトルでは、前者がまさにガーシュイン自身を象徴しているのに対して、後者はショパンの創作意欲を最大に引き出したジョルジュ・サンドがタイトルになっている。
    また、前者では語り手である土居裕子氏と福井晶一氏が、共に声楽家であることから、素晴らしい歌声を聞かせてくれます。後者では、生粋の役者2人が、その舞台衣装を含め、舞台の登壇、降壇を含め細かい演出含みで、情感豊かな演技を見せてくれます。

    『アメリカン・ラプソディ』
    女性作曲家ケイ・スウィフトと、
    ヴァイオリニストのヤッシャ・ハイフェッツが語りを入れます。
    必ずしも当時、常に名声と共にあったわけではなかったガーシュインの苦悩を含め、
    2人の語りが彼の創作の源泉を浮かび上がらせます。
    「巴里のアメリカ人」や「ボギーとベス」が、現在の評価に反し、かなり酷評されたとは意外でした。元の題名「アメリカン・ラプソディ」が、「ラプソディ・イン・ブルー」に変わった経緯も納得しました。

    「アメリカン・ラプソディ」とは、ガーシュイン自身の形用がふさわしいです。
    「サマータイム」を聞いた時には、目頭が熱くなってしまいました。

    ネタバレBOX

    ここは、ちょっと怒りの声を。

    座・高円寺は何度も演劇を観にうかがっていますが、今回の2作品はご高齢の方が多く目につきました。話が耳に入るのを聞いていると、どうやらご近所にお住まいで、何か地域のイベントとして参加している様子。(違ったらゴメンナサイ)

    この方々のマナーがひどい。
    舞台が始まっているのに喋っている方。何か食べているのかくちゃくちゃうるさい方、やたらとカバンらしき物の中を掻きまわしている方、荷物が多いのか移動させては後ろから席を蹴る方。あーうるさい!!!
    私の両隣に方々を見習え!静かに寝ているじゃないか。
    高円寺近辺のご老人の観劇マナーに辟易しました。

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    2018/12/26 15:44

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