AFFECTION 公演情報 Cooch「AFFECTION」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    会場に入るとドンっと中央にそそり立つ左手のオブジェ。
    「左手」はイスラム教やヒンズー教では「不浄の手」と言われる手。
    それが何かを示唆している様なインパクト。

    作品は日本、アメリカ、シリアという3場面を交互に描き、
    それぞれが絶妙にリンクしながら、それぞれが異世界に存在する様に描かれていく。

    日本では平和の世界で描かれる恋愛の多様な形。
    アメリカでは無機質に、世界を動かしているのは我々だという政治的な面を。
    そしてシリアの場面では戦争や命について考えさせられる場面が、それぞれ描かれていました。

    個人的にチェロの生演奏で歌われた馬馬ゆのんさんのラップ、ポエトリーリーディングの
    作品名と同じ「AFFECTION」が非常に印象的でした。

    最後にカーテンコールが終わっても、舞台上に死体役が倒れていて、
    ずっと「在り続ける」というのが強烈なメッセージだと思いました。

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    2018/12/25 19:32

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