満足度★★★★
鑑賞日2018/12/24 (月) 14:00
2006年の初演を観ているが、その時の感想に「(客演者が中心となり)、新感線って自分達だけで公演が打ちにくい体質の劇団になっちゃったってことかな、と、少し疑問」と書いてる。その後、そういった方向に本当に行っちゃったなぁ、という感想を強くした。この回る劇場は初めてで、確かに凄いが、使い切れる劇団/演目は限られるだろうという印象を持った。物語は確かにマクベスだが、長澤まさみのマクベス夫人がカッコイイのに悪い役、というのをシッカリ演じてて驚いた。マクベスよりも夫人の方が悪党、というのもしっかり描かれ、それでいて娯楽超大作として出来上がっているのも見事だった。