空想科学II 公演情報 うさぎストライプ「空想科学II」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/07 (金) 19:30

    タカハシヒデキは存在したのか?それとも、、、女の妄想の産物だったのか。
    とにかく、これほど着替えの多い舞台はないな。主人公2人はひたすら着替えている。
    時間感覚の欠如。とにかく明日の予定を考えて、また寝る生活。

    不条理劇とは、会話の整合性、時間の不可逆性や論理の一貫性、時空間一元性、生理的な均衡、そうしたものを踏み外したものだから、言うまでもなく過剰な追加や、不足のさらなる欠落があっても驚くべきではない。
    舞台中央の大きなベッドは、邪魔なのだけれど、それでも舞台上の舞台として機能していて、軽やかに舞台中央で回り続けるのだった。

    ネタバレBOX

    物語の現実時間としては、ある還暦過ぎの女性が死んで、そのお通夜に姪2人と甥1人、そして甥の部下が訪れるという話。
    夢の時間では、姪の姉方の夫(龍太郎)が侵入してきて、男(タカハシヒデキ)の頭を斧でたたき割り、殺すのだけれど男は死なない。いや、死んでいるのだけれど、彼は女性と付き合い始めて、現実世界と交感しはじめる。ちなみに、男は現実世界では、別の名前で、姪の姉方と過去に飲んだことがあり、パイロットと国境なき医師団になるために、海外に出かけたことになっている。

    龍太郎の死はいつあったのだろうか。

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    2018/12/10 14:34

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