鑑賞日2018/12/09 (日) 14:00
価格1,800円
14:00の回(曇)
13:30受付、開場。珍しく手前、入口側が舞台、パイプ椅子が3脚。奥に客席(ややL字状)。、客席後方にG奏者(黒いボデイに白のピックガード)。
13:44出入り口から女性の闖入者、前説、75分、ハイテンション。左頬に鯨のイラスト。
14:00 Gのチューニング、開演~15:22終演。
チラシに「鯨」が描かれていたので観に来ました。本(※)でも、映像でも「鯨」とあるとちょっと気になります。
※「神鯨」「ジョナサンと宇宙クジラ」など。
こちらは初めて、役者さんたちも(たぶん)初めて。
リクルートスーツの男女、面接官、謎の女性、壁に映る映像。
リアル(面接する側/される側)とネット(狂信的/従属的)が同時進行。決断実行することを避ける者達、強い上昇志向と支配欲に毒された者達。
どちらも「弱者(決定権を持たない)」は同調するか乗り変わるしかない。搾り取られた後に残るのはただの干からびた精神ではなかろうか。
憑依(The Exorcistみたいだ)シーンはじわっと目の玉がひっくり返ったよう。
瞬膜ですかね。
茫洋としたネットワーク(電子)世界の大海から見るとほんの一滴にすぎないゲームの世界が装飾を排したそっけない舞台空間にこそ相応しいのかもしれません。
とてもよい緊張感が続く内容でした。
それは、たぶん(たとえば長い映像シーンの間でも)集中力を切らさなかった役者さんによるものも大きかったのではないかと思います。
余談ですが、頬の「鯨」イラストをみて、マトリックスの白兎(刺青)を思い出しました。
2018/12/18 18:07
化粧が一番濃かった謎の女(と表記されています)女D役を演じました伊藤優と申します。
感想をいただきありがとうございます。
伊藤優
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