満足度★★★★
当日券5枚目で観劇。観られて本当にラッキー。
まだ咀嚼出来てない部分は多いけれど、自分が生まれる少し昔に福島であった事実(fact)を知れただけで収穫。知らなければ考えられない(本編の母親同様)。これは、第二部、第三部まで見届けなければならぬ。
たぶん、私の考えや立場は長男の孝に一番近い。東京に出て自分の為に行動してる。極論、東京に居るからこれを観劇できてる。
でも、地元が好きで周囲の人との付き合いが大切な次男の忠や、孝の恋人の美弥の話も、説明・説得する大人の論も間違ってない。挑戦なく発展は無い。
何が正しいかはみんな違って当然だ。
それでも、「反対しなかった」結果で、2011年の福島/日本があるし、2018年の福島/日本がある。その事実が、じんわりと重い。
正直、社会には疎い。演劇ほどにはアンテナは張れない。でも、気にしなきゃね。