かのような私 公演情報 文学座「かのような私」の観てきた!クチコミとコメント

  •  1948年の天皇誕生日に生まれた日本人男性の人生を、20年ごとに描きます。時代の変化を説明するために役人物に語らせているようで、発せられるセリフに人間の言葉としての必然性が感じられませんでした。セリフも、敢えてなのか、紋切型の印象が強く、残念ながら入り込めませんでした。
     プロセニアムの何もない舞台の上下(かみしも)には、色んな時代の日本の家財道具が並べられています。時を経るごとに舞台上の家具が入れ替えられ、斎藤家の変化が、時代の変化そのものとして描かれます。舞台奥の大きなスクリーンには各時代の主な出来事や事件の動画が映写され、とてもわかりやすいです。
     主人公・平(亀田佳明)の学生時代の友人で、軽薄な性格の男性役の萩原亮介さんの演技がよかったです。

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    2018/12/03 01:09

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