お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
6月26日
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
FUTURE EMOTION「
6月26日
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
ハンダラ(10491)
満足度
★★★★★
原作は、チャン・テジュン氏。文句ない傑作である。(華5つ☆)
ネタバレBOX
出演は、三好 康司さん、優也さん。この2人の演技も素晴らしかったが、このキャスティングで、演出家が意図したことが凄い。(この点については終演後に書く)
板上は上手、下手それぞれに舞台奥が高く、手前に来る毎に低くなる段差が設けられているが、各々の間は板の土間である。三方壁際には黒いビニールが敷き詰められている。このレイアウトは、朝鮮戦争時の戦場を模しており、板土間部分は、沢もしくは渓谷であるから水が流れている。この水は、良い意味でも悪い意味でも命そのものの象徴と観て良かろう。小道具は、銃である。唯一の象徴的な武器を用いて戦争の悲惨とグロテスク、アイロニーを描いた脚本は見事なものだが、本当にギリギリを作中で生きることができない役者では、絶対に表現できない作品でもある。今回演じた2人の役者は何れも見事にこの難題をクリアした。その方法は、身体表現と呼吸法などリアルを観客に届ける為のノウハウだ。2人の的確な演技によって戦場のリアルがそれを体験しなかった者に如何に伝わり難いか、という原作者の恐らく最も訴えたかった内実が滲み出た。それは、分かる者にしか分からないというスタンスで描かれているであろう原作の構造そのものが俎上に載せられているという証であろう。見事だ。
作品理解の為などというのはおこがましいが、今作で気をつけるべきは、登場人物達が実際何処に居るのか? を忘れないことであろう。
0
2018/11/25 03:05
0
1
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード