Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」 公演情報 4x1h project「Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    Play#2 ソヴァージュばあさん / 月並みなはなしとは
    全体的に実験的な印象。

    ネタバレBOX

    「月並みなはなし」
    戯曲に関しては、複数人の心の機微を描いている印象。
    演出はそれぞれの機微を、複数人で多角的に描く印象。
    後半にかけて、挙動と言動とで更に情報量を増やす様な印象。
    通常一人の役者が内包し整理するものを掬いあげ、
    単純化し、更に再構築する演出は、スピード感やビジュアル的に
    観ていて好感が持てる印象。戯曲との相性があるものの
    面白い試みだという印象。

    役者は、この演出方法の中、個を発揮するのは中々に力量を必要とする印象。
    全体の演出意図の中に、はっきりいる役者には好感が持て、
    下手にはみ出ると、逆に目立つ印象。
    上手くはみ出る為には、ある程度の説得力を要す印象。
    そういった上手いはみ出方でも、この方法だと2、3人しか
    許容出来ない様な印象。



    「ソヴァージュばあさん 」
    戯曲に関しては、角張った言語を優しく紡いでいる印象。
    演出も、優しさを表現している印象。
    背景に紡がれる線も柔らかさの一端を担っている印象。

    役者はそれぞれが、持ち場をわきまえ、
    目にも力があり、好演していた印象。
    ただ、集中力がきれる瞬間があったのは否めない印象。



    全体的には、役者それぞれの魅力というよりは、
    演出家の意図が表に出る様な公演だった様に感じます。
    演出家の狙いが、実験的な意図を越え、役者がすんなり
    客に還元するまでには少し届かなかったと。
    それは前者では役者の力量、後者では演出の方法論であるように見受けられる。
    ただ、公演としては、意義深く成功している。
    こういう試みは続けていって頂きたい。

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    2009/03/18 02:26

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