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そこまで言わんでモリエール
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
笑の内閣「
そこまで言わんでモリエール
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★★
110分。
ネタバレBOX
モリ(髭だるマン)…女癖悪いけど根っこは良い人。モリの死後バロンやラシーヌへ伝奇作家がインタビューするとこから舞台は始まる。
マドレーヌ(高瀬川すてら)…モリの恋人。アルマンドの姉というテイだが実際はアルの母。
アルマンド(アパ太郎)…モリの妻。女癖の悪いモリに嫉妬したりするも、いざとなると夫をたてる女。
マルキーズ(熊谷みずほ)…看板女優。ラシーヌ側へ寝返ろうとし退団した。ラシーヌの子は結果堕胎した。
カトリーヌ(しらとりまな)…モリの愛人。愚痴と性欲担当。
エドム(上原日呂)…カトリーヌの夫。役者としてもダメで妻も取られるも、それを甘んじて受け入れバカなフリする苦労人。
バロン(土肥希理子)…子役。モリに拾われ寵愛されるも、モリに見切りをつけようとするが結果モリの元にいた。
グランシュ(由良真介)…役者。マリーを慰めてた。出番は少なめ。
マリー(BANRI)…カトリーヌの小間使い。役者に憧れている。
トトリエール(岡本昇也)…役者、契約担当。契約事にうるさい。
リュリ(山下ダニエル弘之)…音楽家。結構まっとうなことを言う人。作品は自分の子。
ラシーヌ(亮介)…若手劇作家。無名な自分の作品をモリエールが取り上げることで名前が広まった。
その他(澤田誠)…色々。
モリエールがラシーヌの戯曲で公演している中、ラシーヌは別劇団に戯曲を提供してという話から、登場人物の思惑とかが絡んでいって…。
とにかく笑えた秀作。作品を作ることの意義的な話のくだりからドンドン調子が上がって、終盤のタカマ登場で別のステージに飛ぶ構成は、良い悪いでなくパワフルだった。自己をも批判の対象とするスタイルもまた良い悪いでなくインパクトのあるシーンであった。
遅筆とかの74%のくだりとか観劇おじさんを批判するウチワなネタが控えめだったのは良かった。
作品をつくる側の想いみたいなのを熱く語られるだけだと興ざめだけど、そこをシニカルとな目線で舞台で料理したトコが好き。妙な人間とか人間関係の舞台だけど、その下地に等身大の人間性が見え隠れしてたトコとかも。
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2018/11/24 20:09
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