満足度★★★
鑑賞日2018/11/22 (木) 18:30
ピンターの不条理劇だが、あれだけのセリフを重ねても何も解決しないのは、ピンターらしいとしか言いようがない。会話が成立しているようで、全く筋が通らない、というのがピンターっぽい、と私は思っているのだが、1幕65分の最初と後半でハースト(柄本明)のキャラクターが一変し、15分の休憩を挟んだ2幕55分でも変化する。何が本当なのか、全く分からず終わるが、不思議な感触を残すのは、個々の役者の力量と言えるだろうか。水を効果的に使った美術と照明は見事で、公共劇場らしい存在感を見せる。
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2018/11/23 17:09
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