こっちとそっち 公演情報 劇団時間制作「こっちとそっち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    9月の公演の白紙の目次で、時間制作さんのファンになり本作も観劇。

    大まかなストーリーは、地域差別の負の連鎖。

    舞台上にアパートの3部屋+大家の部屋が造られており
    場面場面でスポットライトが照らされ、その部屋のストーリが進んでいく。
    照らされていない場面の演者は掃けることなく
    気も抜かず、無音で演技をしているのは感心した。

    印象に残った演者さんは、田名瀬さん。
    白紙の目次の熱演も素晴らしかったが、今回の高校生役も鬼気迫った熱演でした。

    あとは、高橋明日香さん。

    この二人の演技が、本作の素晴らしさの礎だと感じた。

    他の方が書いていましたが、舞台セットがすごい。ドリフ大爆笑の舞台のレベル(誉め言葉です)。
    今まで観劇してきた、演劇で一番の作りこみだった。

    ネタバレBOX

    4つのショートストーリーが地域差別を織り交ぜ同時進行していく。
    主軸と思われる大家一家のストーリーが、他よりも深いものの、もう少し深さが欲しかった。

    前作は、ミステリー寄り、本作は、ノンフィクションよりでジャンルが違うので比較するのはお門違いかもしれないが
    白紙の目次も似た構成で、主軸がもっと深く、ドラマ性があった。

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    2018/11/22 19:07

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