満足度★★
詩的なアジテーション。「F/TはとりあえずPort-Bが観たい」という誰かの話を聞いて、観劇。イェリネクという作家でさえ、Wikipedia程度の知識しか持ち合わせていない。一部ではポルノ作家とさえ言われているイェリネクだが、さて……。かなり咀嚼しにくい作品だ。原作テキストだけではなおさらだろう。原語でなければ作品としての広がりを失うという感覚も、何となく判る。それを日本に置換する作業の努力は、感嘆させられる。しかし、どうにもイェリネクよりは高山明の強いメッセージを感じる。観察者というよりは、デモ行進の先頭に立っているような印象。
ネタバレBOX
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2009/03/17 06:39
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