彩られたモノ・クローン 公演情報 劇団名古屋さん。「彩られたモノ・クローン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    クローンものを芝居として上演するには
    とんでもない何かが必要な気がする。
    または、物凄く泣かせるとか、物凄く感動させるとか、物凄く笑わせるとか奇抜なアイデアがないと、マンネリ化してしまう、と思う。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    福田転球だけが逸脱していた作品。

    他は役者としてまだ、熟されていない感じ。そんなレベル。

    世界的に有名な研究者・瀬尾元治のクローンとして作られた藤川ジン。
    ジンを始末するように同僚の藤川徹に命じたが、藤川はジンを自分の子として育てることを決意し、研究室を退職する。

    やがて大人になったジンを軸にジンが育った家庭や、ジンと瀬尾元治の娘・千尋との恋愛、実の父との関係を描いた作品。

    瀬尾元治の身代わりとなって自分の心臓を提供して死んでいったジンの場面で観客を泣かせようとしたのだろうが、物語性が弱い為、泣けに泣けず。
    むしろ、ジンの育った家庭の温かさの場面で泣ける。

    脚本が甘いのが欠点。もっと作り込んで練り上げてくれれば良い作品になったはず。惜しい芝居でした。

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    2009/03/17 00:19

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  • 転球はん、バリバリの関西弁だした!(^0^)一人だけ。
    関西弁って、なんかいいよね~。
    テンポもいいし、なにより、あったか味を感じる。

    クローンって、例えば40歳のニンゲンから細胞を取ったとしたら、そのクローンは例え赤ちゃんでも40歳から人生が始まるから短命、って劇中、説明していたけれど、そんな事ってあるんでしょか?

    細胞は一定期で核分裂を起こして、新しい細胞を2倍4倍8倍と増やしていくのに、40歳から取った細胞は40歳って・・・どう考えてもオカシイよね?

    細胞に年齢は無いはずだから・・・だって、元々は核なんだから。
    ガンだって見つかると細胞分裂を起こして転移してしまう訳でしょ?
    って・・・段々専門分野になってきて、そのうち寒天培養の話にまでなりそうだから、止めておこう・・(^^;)



    2009/03/17 09:30

    クローンものって言うと、それだけでおおよそのストーリー仕立ても予想できちゃいますよね・・。

    いわく、最初は純粋に研究の延長だったのがやがて人間同様の愛情を感じてしまうとか、いわく、予期せぬトラブルに哀しい苦渋の決断を迫られる、とか・・。

    確かに、現代科学である程度実現しつつある今の過程ですと、脚本やネタの裏づけがしっかりしていないと、マンネリに感じられるんでしょう・・。

    転球さんって色んなチラシで見かけます・・。
    一度ナマの演技を観てみたい役者さんの一人ですね・・。

    2009/03/17 05:31

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