鑑賞日2018/10/28 (日) 16:30
価格2,800円
16:30の回、晴れ。
今年、3公演目。
会場は早稲田大学に近い「早稲田奉仕園スコットホール(1921)」。ピアノにオルガン、大きなガラス窓、周辺には学生寮、セミナーハウスなど。在学中、このような場所があると気がつかず(どらま館も知らなかった)。
作者の杉本苑子さんは未読。
将軍吉宗の時代、300年ほど前のお話。
象のモノローグは周囲の人々と同じく悲しみや苦しみを湛えそれは当時も今も、生を受けたものに等しく与えられた感情表現。
じっと聴き入っていると象と北原さんの息遣いが伝わってきて、それは知らず知らずのうちに深く重なってゆくようです。
遠いようで人類史的には近いのかもしれない時代。勤務先のオフィスが浜松町にあったのは昔のことながら、「浜離宮恩賜庭園」には行ったことがないので一度は行ってみようと思うのでした。
16:34開演~17:41終演、~17:55トーク終了。
三百七十里の旅は終わり、外はもう暗い。
☆をつけるのはやめたのですが今回もよかったです。