背に描いたシアワセ 公演情報 やみ・あがりシアター「背に描いたシアワセ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    嫁姑問題を同劇団らしく捻りを加え、別の問題も含ませコミカルに描いた舞台。今作品もやはり脚本・演出が秀逸と感じ、とても楽しめました。いつも思うのですが、出てくる登場人物がそれぞれ丁寧に描かれており、誰もが埋もれていないです。
    公演中なので、以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    様々な伏線を張り巡らせて、違和感を与えながら本質の問題(認知症)へと誘導していく秀逸な脚本。終盤の気の抜けた
    おかあさま(市川さん)の表情・所作がとてもよく、嫁姑問題・認知症問題の奥深さを感じさせられる。
    一つだけ良く分からなかったのは、キーアイテム的な笛の意味。吹ける人、吹けない人は「悪魔が来りて笛を吹く」的な意での嫁姑当事者のみという意味あいなのかな?

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    2018/10/27 08:08

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