Lady Bunnies Burlesque live vol.2  ~Halloween Party~ 公演情報 Lady Bunnies Burlesque「Lady Bunnies Burlesque live vol.2 ~Halloween Party~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

     カリガッ。お情けで☆2つ。

    ネタバレBOX

    プロデューサー、演出は何やってんだろう。制作の問題というより、プロデュースそのものがなっていない。開演は20分遅れ。MC等が下手。おねえ言葉を使い何やらネオゴシックかレトロ調の化粧を施し、イメージは時計仕掛けのオレンジに出てくるアレックスを混ぜて2で割ったようなキャラを演じているようなのだが、芸は3流半以下。TVのヤラセそのもののようなレベルのギャグばかり。おまけに言葉だけで大衆を制御しようとするものだから、浅過ぎてシラケ切ってしまう。何せ、「最高、最高!」なんて連発する訳だから、お頭の中身が空っぽだと誰もが見抜けるレベルなのに、喜んでる馬鹿が結構いるので驚く。これも演技だとでもいうのだろうか? 馬鹿にしか見えないが。
    因みにダンスも3流、シンガーはセミプロ級の声を持った者も居たが、3人のシンガーの内、声に感心したのは1人だけ。だが、彼女はリズム感がイマイチ。自分の身体の内側から湧き出してくるようなリズム感を持ち合わせていない。彼女より多少リズム感のある子は声がイマイチ。張りが無いのは、シンガーとしては体が細すぎて声に伸びがないからだろう。最後の方に登場した子は1回目の公演にも出場していたという子だが、スケールの大きさに欠けると皆一長一短。最初に挙げたようにプロデューサー、演出も全然ダメ。MCや撮影スタッフ等との打ち合わせもキチンとはやっていないのだろう。照明や音響も設備が悪すぎてオペレーションの自由が利いていない。おまけに20分押しても一言も無いのは、プロとして恥ずかしいと思わないのだろうな。観客のレベルも低かった。明らかに40代半ばほどのおっさんが、この中では最もまともな芸を披露しているシンガーが歌っている真っ最中に大画面の携帯だか、やや小型のタブレットだかを取り出してぺカぺカ光らせている。無論、前説で禁止されていたにも拘わらずだ。こんな客で溢れるのもハッキリ言ってあらゆる意味でプロの仕事とは言えないからだろう。
     まあ、主催の彼らを多少擁護するなら、渋谷という街の劣化を上げておくべきかもしれない。自分がガキの頃、渋谷は庭のようなものだったから随分この街で遊びもした。その頃は、未だ無名だった井上陽水が、知り合いがやっていたライブハウスで歌っていたし、百軒店にあった店でハッピーエンドや頭脳警察のライブなんかも良く聞いていた。この店今でも在るかも知れないが、内容は変わっているだろう。ハッピーエンドのメンバーとは、休憩時間中良く一緒に話もしたものだ。要は一流の連中が演っていたし、観客の我々も自分達が世の中を変えると自負していたものだ。ホントに久しぶりに行ってみたら、渋谷はそういう自負は愚か、オリジナリティーが全くない、4流以下の下司な街になっていた。

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    2018/10/26 11:38

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