華氏451度 公演情報 KAAT神奈川芸術劇場「華氏451度」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/14 (日) 14:00

     壮大な舞台である。レイ・ブラッドベリが1954年に書いたディストピア小説の舞台化で、原作は読んだが、映画や舞台では見たことがない。3面が巨大な本棚に囲まれた舞台美術にまず目を奪われるが、そこで演じられる芝居も長塚が脚本で白井が演出というだけの価値はあり、ほとんどの役者が2つ以上の役を演じることで、逆に深みが出てきていると思った。特に、美波が正反対の重要な役を演じるあたりを見ると、この人は本当に巧い役者になったなと思う。草村礼子のセリフがないのに存在感を示すところも見事だと思った。

    0

    2018/10/16 09:38

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大