満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/10 (水)
価格2,800円
好きな団体が好きな作品を演劇化するという盆と正月が一緒に来たと言おうか鴨が葱を背負って来たと言おうか、オレ得な企画。
「賢治complex」的に賢治本人の逸話や他作品も絡めた上にイマの現実とのツナギとなる人物(前説から経験談に話が変わって作品世界にいざなう導入部はOi-SCALE風?(笑))を配しながらも銀河鉄道の夜、ひいては宮沢賢治の世界観が保たれているのがステキ。
また、「雨ニモマケズ」=○○○○説や鳥獲りの「鳥」の表現も愉快だし、座面の下に明かりを付けた椅子が「夜っぽさ」を表現して巧み。