満足度★★★
おはぎライブもオススメ!
ストーリーは正直、よくわからなかった。けれど、つまらなかったかというと、そんなことはなく、よくわからないなりに、楽しかった。何より、役者たちが楽しんでいるように思えた。それが客席にも伝わってきて、心がうきうきした。
芝居は1時間。飽きている暇はなく、次から次へと怒涛の台詞の嵐。欲を言えば、もう少し「間」を大切にしてもいいかなという感じ。若さ溢れる舞台でした。
歳のせいか、声のトーンが高い役者の台詞が聞き取りづらく、ちょっと残念。かつ舌が悪い訳ではなくて、高音域がそもそも聞き取りづらいので、少しゆっくり目に発声してくれるとよかったなぁと。それでも、雰囲気は楽しめます。
劇のあとの「おはぎライブ」が面白い。これは正直、劇よりも楽しめました。このライブだけで1時間くらいやってくれたら、それだけでもお金出してもいいかも。いっそ、劇のほうもこのライブに合わせてミュージカル仕立てにすると面白いかもなぁとか思いました。
主宰の二階堂瞳子さんはやはり一番目立ってましたが、他の注目株は加藤真砂美さん、前園あかりさん、あと名前がわからないのですが蛇の目傘を持っていた女優さん(どなたか、名前教えて!)。
おはぎライブで良かったのは甘粕阿紗子さん。動きも良かったし、表情もとても良かった。
「バナナ学園純情乙女組」という名前から女優ばっかりかと思ってたら、女装の男性が何人も...いやー、それだけで笑えました。
そうそう、客出しで役者さんとお話できたのですが、みなさん、とても感じが良くて、それだけでも好感度アップ。また観に行こうという気になります。
うん、次の公演の案内もらったら、たぶん、おそらく、ほぼ確実に、観に行くと思います。