満足度★★★★
鑑賞日2018/09/21 (金) 14:00
価格3,500円
副題の通り原爆投下の前日を中心に描いた戦時中の一般市民の生活。その意味で「この世界の片隅に」も連想するが描かれるのがほぼ1日のことだけに、凝縮された感覚。そして慶事が複数あるも翌日を知っている身にはそれが却って切ない。また、降伏勧告ではないビラ、軍部(?)はある程度の情報を得ていたこと、「足手まとい」のことなどは本作で初めて知り、戦争の恐ろしさを改めて認識。あと、セオリー通りあるいは教科書通りではあったが、ラストシーンの表現も見事。
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2018/09/25 10:28
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2018/09/28 18:35
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初めて原作を読んだとき、原爆投下前日を克明に描いていて、とても魅力を感じ、「これだ!」と心に決めてしまいました。
ところがやってみると、芝居としてまとめ上げるのが難しく、必死で格闘して編み出す作業となりました。
原作の世界観を生かしながらも、実は、原作にはなかったトピックも各所に盛り込み、今の状況に即した新しい「明日」を作り上げた次第です。
じべさま、もしよろしかったら、ぜひ原作も手に取っていただき、今作との違いを楽しんでいただけたらと思います。
これからも、もっともっと精進し、心に残る作品をお目にかけられるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。