満足度★★★★
狭い舞台上に、日常の生活がとても丁寧に、そしてリアリティをもって描かれていました。普通のささやかな幸せにあふれた生活が、たった一発の原爆ですべて消え去る残酷さが、ひしひしと伝わってきました。どうせなら、この時期より戦争のことを考える8月に公演をして欲しかったなと思います。ただ、あまりにリアルであったために、舞台ゆえの楽しさやわくわく感、この舞台自体の主張があまり感じられなかったような気がして少し残念でした。
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2018/09/23 17:20
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2018/09/28 16:55
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幸せにあふれた生活が一発の原爆で消える残酷さが伝わったとのこと。
感じて頂けて、本当に良かったです。
おっしゃる通り、8月というのも考えたのですが…
9月を選んだのは、この月に池袋演劇祭が開催されていたからです。
今回は旗揚げなので、できるだけ多くの方に観ていただきたいと思い、この時期を選びました。
また、今、あまりにも8月は暑く、小劇場という閉鎖空間でやるとなると、お客様のことを考えて、どうしても公演をやるのをためらってしまう…という思いもありました。
原作も淡々と描かれているため、舞台とはいえ、そこから逸脱しないように原作の世界観を大事にして、今回上演させて頂きました。
静かな緊張感の中に、熱い平和への祈りを感じて頂けたら…というのが意図でありました。
今後はもっとご満足いただけるように、努力していきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。