明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI ) 公演情報 演劇企画イロトリドリノハナ「明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    とても重いテーマを扱っています。でもそれほど深刻にならず結婚式や出産といったことも盛り込み話が進みます。深刻にならない分,心に響くものも少なかったのかもしれません,。ゲートルの巻き方いかにも雑で残念でした。

    1

    2018/09/21 17:55

    0

    0

  • 久美子様、この度はご観劇ありがとうございました。
    心に響くものが少なかったとのこと、誠に申し訳ありませんでした。
    戦争末期の長崎でのお話でしたが、おっしゃる通り、そこまで深刻なお話ではなく、ささやかな悲喜こもごものドラマが、さりげなく庶民の目線で描かれています。
    結婚式では、若い男が戦争にとられていなくなったため、意に添わぬ男と祝言を上げることになった花嫁が不満顔で座っています。
    親たちは、そんな娘の憂鬱をしりつつも、やはり一生に一度の晴れの日を何とか盛り上げようと、物のない時代に、精一杯晴れ着をそろえ、かき集めたご馳走でお祝いの席を整えますが、記念写真を撮ろうとした途端、警報が鳴って、中途半端で終わる羽目になります。
    また、出産間近の妊婦は、夫が戦地から帰らないため、不安で気が狂わんばかりの様子。
    32才という当時としては高齢出産の彼女は、空襲警報が鳴り響く中、決死の覚悟で赤子を産み落とすことになります。

    けっして深刻ではありませんが、切実な物語、というつくりになっておりました。
    私たちの力不足で、それを感じさせるとこができず、申し訳ありませんでした。

    また、ゲートルは登場人物の個性によって、巻き方を変えております。
    同学年で幼なじみの石原と中川。
    東京からきた軍属の石原は見事な巻き方、うだつの上がらない男という設定の中川は、ゲートルの巻き方も下手でだらしない…といった具合に、微妙な差を付けておりました。
    その個性を違いを感じ、お楽しみいただけたら幸いです。

    次の機会には、もっとお楽しみいただけるよう、精進していきたいと思います。
    どうぞよろしくお願い申し上げます。

    2018/09/28 03:29

このページのQRコードです。

拡大