満足度★★★★★
鑑賞日2018/08/25 (土) 19:00
サルトル、と聞いただけで哲学的な芝居を予想するが、哲学的ながら何となく分かるという緊張感ある芝居だった。ホテルらしき1室に集められたガルサン(段田安則)・イネス(大竹しのぶ)・エステル(多部未華子)の3人だが、それぞれが自分のことなどを話す内、3人の状態とか、ここがどこかとかが分かってくる所がかえって怖い。「地獄」とはどんな所か、考えさせられ、「永遠」の意味なども分かる、ある意味で恐ろしい芝居を瓢々と演じる3人の演技力に改めて感心させられた。
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2018/08/27 12:53
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