満足度★★★★★
とにかくブラジリィー・アン・山田さんの脚本が素晴らしい
序盤は関係性や言葉の意味などを観客側に委ねて想像を膨らまさせておいて
護身術のようにヒラリとかわしつつ最終的に無駄なく拾っていく展開にキリキリ舞い
演出や演技によって味も解釈も変わってくる良いテキスト
坂本七秋さんの味付けがこの公演の味付けになっていて、なんか仕草とかに面白みを感じる雰囲気を作品全体に付けていた
王里さんの雰囲気も智子さんの設定もまさに配役の妙だなと
~リピート観劇~
全部わかったうえで再度観たら、また全然違った種類の面白さを味わえた
開始5秒で重要な伏線のネタバレしてたり、七秋さんのミスリードとも言える言動もちゃんと辻褄があってたりと本当に良くできた作品
七秋さんの表情がめちゃめちゃ良くて楽しいしやるせなかった