こういう舞台、というかステージの場合、「人形役」はいたって非凡人的な姉ちゃんである。その点、自然を感じさせた。
2点において素晴らしかった。
1点目は肉弾アクションである。これは あまりに迫力が半端なかったので、服の中に板が挟まっているのかと訝しがったほどだ。時間軸がズレたらケガしますよ。
2点目は立場によって ここまで物語は変わるのか、ということだ。観客は当然、日本側としてゲームに没入するのだが…なんだか社会学である。
でも、それこそゲームやノベル系漫画の影響を感じずにはいられなかった。下手な世界観を参考にするより、舞台的空気をつくっていくべきではないか?