満足度★★★★
甘酸っぱい青春SFミステリーな感じは夏休みの香りがして季節的にピッタリ。
どこか懐かしい王道の面白さを楽しむ中、サイコパスを匂わす単語が出てきたあたりから不吉な香りも加わり、独特な光と影が生まれていました。
周りにサポートされつつフレッシュな役者さんが前面に出た演出は作品に合っていたと思います。
当日パンフで作者さんの指摘する本作と酷似した作品(映画化もされている)というのは、恐らく自分も実際舞台で観たことのある作品だと思うのですが、観ている途中では全く気づきませんでした。
私は上記のコントラストをもった今回の作品の方が断然好きです。
その作品が初演された10年以上も前に書きあげられ、しかも大学生時代の処女作とはとても思えないクオリティーでした。
2018/07/24 12:15
夏っぽさが作品に合っていましたし、いろんな意味でアトリエ公演の醍醐味。
暑さは役者さんに比べれば、こちらは天国だったと思います(笑)
セットまで組まれて1時間30分のほぼ本公演仕様。
ラビット番長さんの妥協しない姿勢を痛感しました。