期待度♪♪♪♪♪
dépaysementからタイトルを採っているのだろう。ナクバ以降もシオニストによって、かつてのネイティブアメリカン同様に故郷を追われたパレスチナ人皆が置かれている状況であり、その精神的なしんどさである。イスラエルが国境を定めていないのは、かつてアメリカがネイティブアメリカンを騙し、虐殺して領土を広げていったことを真似てベングリオンらが採った政策を踏襲しているからである。現在では、法などによってこの原点が増々見えにくくなっているが。イスラエルの実行しているこのジェノサイドには、微塵も正義は無い。パレスチナ人には一切罪のない、ホロコースト被害を喧伝することにより、シオニストは、ユダヤ教を政治化して用いているからこそ、正当なユダヤ教徒から世界中で非難を浴びているのだ。
だが、無辜のまま、故郷を追われ難民となったパレスチナ人の多くは、未だに正当な人権をさえ認められない。その結果、彼らの抱える精神的状況がdépaysementなのである。状況はどんどん悪化している。
2018/07/18 11:52
2018/07/18 09:05
コメント有難うございます。
フランス語のdépaysementは“異なった環境、習慣の中に
身を置いた者の、違和感、戸惑い、居心地の悪さなども
意味します。エドワード・サイードがその著書、「Out of place」で
語ったような状況ですね。よろしかったら読んでみてください。
ハンダラ 拝