真夏の夜の夢 公演情報 ヨハクノート「真夏の夜の夢」の観てきた!クチコミとコメント

  • 鑑賞日2018/05/18 (金) 20:00

    価格2,500円

    20:00の回(晴)

    19:15受付、階段で待ち、19:30開場、左の扉から中へ。

    ミニ椅子が一列+ひな壇。

    黒い場内に白い美術、天井から糸カーテン(?)、涼しげな雰囲気ながら物語の舞台となる「森」らしさはなさそう、流れる白い水..滝、下には同じく白い滝つぼ、天井を覆うカーテンは夢の中の妖精たちの登場を感じさせます。

    ヨハクノートは4公演目。
    神山慎太郎さん「スケルトンの呼吸(2016/8@BASE)」。文学座研究所の時はちょうど都合がつかなかった頃で未見。
    武村理子さん、黒川知樹さん「曾根崎心中(2016/12@眼科画廊)」。

    依田玲奈さん(変な子ちゃん/根も葉も漬けて他)、太田ナツキさん(舞☆夢☆踏他)、内山茜さん(人肌くらげ/妖精大図鑑他)。

    「(真)夏の夜の夢」は「青年団リンク(2017/3サンモール)」を観ていて(実に)おおよその内容は知っている程度。

    19:45、19:55前説(臼杵さん 110分)

    20:02開演~21:43終演、21:50~22:10(共有の場)トーク終了。

    お客さんいっぱいの初日。前口上に続いて本編&劇中劇。物販(台本)あり。

    シェイクスピア作品は、「鮭スペアレ」「獣の仕業」が上演するのを観に行きました。今夜は、「HAMLETbe(2017/11)」が面白かった、加えて何回か舞台を観にいった役者さんが出演、ということで初日にやってきました。

    ネタバレBOX

    ここからはネタバレではありませんがまったくの個人的な感想です。「劇団さんいらっしゃい」を観ますとあきらかに当方の目線がずれていたようです。

    セリフ(大きさ、トーン)がやや一本調子に走りすぎているように感じました。これではがなりあいではないかと思うし、過度な取っ組み合いもどうかと。

    よくある外国調は好みではないものの、役者さん世代の日常会話的な普段劇(この戯曲である必要があるの?)に聴こえてしまうのはどうしてなのか、もともとそういうものなのか?

    美術(風景)と普段着衣装(キャラクター)とも物語と合っていないように思え視覚的に入りにくい(想像力が枯渇しているのかも)。

    唯一、内山さんは新座キャンパス公演で静的なパフォーマンスを観ているからか、衣装と背景、非常にゆったりとした運動に時間を忘れてしまう異世界(森)という香りを感じました。

    初日だからか、役者さんご自身の個性に関わるところなのか座組み全体の一体感(みんな森の中※)が薄く、もう少し距離を縮めるよう、バラツキを解消できたらいいなと思いました。※登場人物全員がひとつにつながっているな感覚かな?

    また、登場人物のひとりひとりが見えていないところでの人生をもっているはずで、そういったキャラクターのコクの深さがほしいなと思いました。

    「劇中劇」は本編を吹っ飛ばす勢いで、客席からのヤジ的台詞がサラウンドで聴こえてきてより立体的臨場感がでていたと思います。

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    2018/05/19 13:30

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