Melody 公演情報 TEAM 6g「Melody」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    わかり易い王道ものって感じながら
    丁寧な作り=セットや暗転後の小道具の移動や照明
    効果音の強弱など手を抜かずに丁寧に造り表現されていたなぁと
    感心しきり

    2時間を超える長丁場な物語(130分です)なのに
    眠気もおきず次のシーンは・・と
    先の気になる展開は自分的にもツボでありました

    かのフランシスコ・ザビエルが九州から京までの道中で
    土地土地の人々に助けられ施しを受けながら旅を続けられたのは
    この作品に出てくるような方々の情があったからなんだろうなぁ・・とか
    ふと思ったりもした話でありました

    ネタバレBOX

    作品世界の経年を花やストーブ&扇風機で表現するのも良いが
    せっかくの暗転時に無音ではなく
    時間経過や何年後・・とか年月日をアカネとか
    登場人物に語らせたり=ナレーションを少しとか
    した方が良いのではと思われました
    そんで
    開演時間前の次回公演紹介のショートムービー流すのなら
    ゼロアワー前に投影幕を片付けず
    そのまま開演前の座の温めに
    劇団販売グッズの紹介とか売り込み動画を流すのも
    開演時間押しの時の一つの手だと我輩思うのだが どうであろう?

    開演時間厳守できてれば星数は満点な話でしたわ(^-^)

    物語は=A.D.1999年にお母さんが亡くなって
    (むっ違うな、高校生の弟君がミレニアム問題ってたから・・。
    そのもっと前に母君は亡くなってるのであるな)
    学生だったアカネが同級生の賢い男の子と
    行動派(平たくゆ~とヤンキー)な酒屋の女の子に
    弟を母代わりになって一人前に育てるぞ~と決意する場面から
    その弟が新たな家族を作るところまでを描いた時間的に長軸な
    民宿の物語であります
    妙に東京って憧れられるトコなんだなぁと再認識したりもしたデスな(^ー^)

    次作が書けずに周囲の圧力から逃れようとする作家さんについて
    映画「ホテルニューハンプシャー」での次女と重なり
    ”開いた窓は通り過ぎろ”という台詞が頭を過ぎりました・・・
    そういや家族の話的にも
    この映画似てる感じ(あくまで感じね)するですね~♪


    ・・・・・ここまでの”観てきた!”・・・・って
    ノーフォトと動物モノだけ(^-^;)何か笑えてしまいましたワ

    それにしても
    売れない芸人のキド君と
    民宿に入り込んで態度が豹変(地を出し過ぎ・・)の妊婦さんは
    なかなかにインパクト強かったデス
    あと素麺の たかり食い・・シーンとか(笑)
    (リアルに劇中で飲食をするのは役者さん大変なんじゃなかろうか・・・?)
    ・・・・以前 某新宿の劇場観た世界の車窓の方(石丸謙二郎氏)の芝居で
    食べても食べても無くならない大量の素麺飲食シ~ンがあって・・
    ちょい思い出したりもしたりして・・・(^-^;)

    居候を東京に戻す為の小芝居をするアカネ女史・・・落涙ものでした

    また作中で喫煙シーンがありますが
    ちゃんと意味もあり
    ネオシーダー使用でもあり
    キチンとした観客への配慮はGoodでありました(^-^)

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    2018/05/19 03:46

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