満足度★★★
日常が非日常を内包しているという観念的な作品でした。登場人物達は内面の想いを台詞として会話しているような感じを受けました。カッターを使う事自体の精神的な動機には全く触れていませんが、ラストシーンがそれを表現している積もりなのでしょう。事件はあくまで材料であって、人の内面を描くことに従事した作品です。無理矢理な感じも受けてしまいますが、それは今後の脚本の進歩に期待したいと思います。
0
2018/05/13 10:39
このページのQRコードです。
拡大