Y FUTAMATA vol.2 公演情報 ロ字ック「Y FUTAMATA vol.2」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/05/10 (木) 19:30

     ロ字ックのメンバーが気に入った作家と組んでの、短篇オムニバス公演。なかなかに面白かった。
     1つ目の『ぼんやりした話/セプテンバー』は、ワワフラミンゴの鳥山フキの作品。鳥山らしい不条理でシュールな作品。セリフの断片を繋いで感触を持たせようとするのだが、やや抽象的に過ぎるか。
     2つ目の『Re:』は世田谷シルクの堀川炎の作品。同じくシュールで不条理だが、バッドエンドの場面を見せて、同じ場面のハッピーエンドの場面を繰り返す展開や、ダンス/マイム系の動きを入れてきたのは、以前から世田谷シルクのファンである私にとっては、堀川らしい作品に思えた。
     最後の『カラオケの夜』は須貝英の作品で、これだけ会話劇。離婚を前にした夫婦がカラオケに来て、互いにイタイ歌を歌ったり…、という展開。カラオケという設定を活かした歌の数々が物語を進める。
     全体に、番街公演らしい感触を楽しめばよいのだと思う。

    0

    2018/05/12 12:57

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大