満足度★★★★
超常現象あるいは「世にも奇妙な物語」的な導入部からクラッピング/ストンピングも交えたオープニング主題歌を経て展開されるのはメルヒェンチックな「生命(せいめい)讃歌」あるいは「生命(いのち)の大河ドラマ」的なヒューマニックドラマ。「受け継がれてゆく生命」とか「生まれいずる悩みならぬ生まれいずることができなかった哀しみ」なんてフレーズも脳裏をよぎる。
前半で提示されたいくつかの流れが後半のある時点で一気に結び付いて全体像が明らかになるのがえも言われぬ感覚。また多人数を活用した声や足踏みの効果もイイ。
また、タイトルにもある「リボン」が直喩・隠喩含め3つ4つの意味を持つのも巧い。