メガネに騙された 公演情報 箱庭円舞曲「メガネに騙された」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    泥を喰らう女
    ネタバレBOXにて。

    ネタバレBOX

    前説から期待させる物語の展開、内容ではない為、
    むしろ前説はない方がよかった。

    オープニングで舞台セットがググッと動き、
    「さてこの動く舞台セットを次はどこでどう活かすのかな」
    と楽しみにしていたが、それが結局なかったので肩透かしをくった。
    舞台セットを可動式にした意味はあったのだろうか。

    内容は、
    何も事件が起きないままに淡々と進む。
    それはそれでいいのだけど、それにしては無駄な部分が多過ぎる。

    笑わせようとしているのか理解に苦しむ、演者自身が笑いそうになってしまっているギャグや
    フォーカスを散らしたダイアログのパラレルも
    悪い意味で話の展開の平板さを助長してしまっていた。

    就農、農業というキーワードは必要なかったように思う。
    舞台は田舎の一軒家の土間と小上がりで終始しており、
    話の内容は結局人間関係云々なので、ただ「田舎」でよかった。

    というのは、就農、農家というキーワードを物語に取り込むのであれば、
    もっと畑や田圃を見たかったし、
    綺麗じゃ済まないまさにその現場を描いて欲しかった。
    衣装の作業着が若干汚れているだけでは不十分。

    序盤から時々、登場人物の過去に何かあった的な匂わせ方をしており、
    それを起承転結の『起』とするならば、
    話の最後に『承・転・結』を詰め込んでいるところに無理がある。
    それまでに入り込むきっかけを与えられないままでいる者としては、
    物語全体が薄っぺらいものという印象が残った。

    最近よく耳にする世事ネタを日常的に綴っているだけで、
    少なくともシューレアリズムではない。
    もっと主旨の核を赤裸々に見せてほしい。
    外郭だけをなぞっていて、結局なんなんだ?!と感じてしまった。

    特筆すべき点は、
    泥を喰らうところ、ネギで男を叩くところ、は見応えあった。
    主人公兄弟の妹役の俳優さんは、台詞を自分のものにできていた。

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    2009/02/25 20:38

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