満足度★★★★
何処にでもいる、ごくありふれた、未来の家庭ー。
そろそろ夕食の時間だというのに、トートバッグを持って、出掛けようとしている「妹」。居間では、職人がたきの「父」が日曜大工さらながらに作業中だ。
「母」は 尋ねる。すると「妹」は ある本を誇示した。
そう、ここは、チカにとって、ごくありふれた、未来の家庭…なのだ。
「番外編」と銘打つだけに、今回はハードボイル・ファンタジーを より感じさせる内容だった。
多役!当て書きというか、仏教における応報ともなっているのだろう、それが 実にシニカルだと思った。
ハードボイルド・ファミリーのシラカワタカシも、リアルにライオン・パーマだ。
そうか、そうやって廻っていくのか。
春木の歌が絶対的にうるわしいから、もう、歌謡劇にしちゃおう。