リチャード三世 公演情報 芸術集団れんこんきすた「リチャード三世」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    書きたいことはほとんど GREAT CHIBA さんが書いてくださいました。追記も同感です(微笑)

    舞台の形式も物語の展開法も素晴らしく、俳優さんの演技もダイナミックで星5つです。その一方で20日14:00の公演でもセリフの噛みは伝染病のように連鎖します。これでは星1つ減点です。長ゼリフ頻発の休憩なし2時間半だということは分かりますが…。

    昨年、東京芸術劇場で行われたシルヴィウ・プルカレーテ(演出)、佐々木蔵之介(主演)の「リチャード三世」はとにかく場面毎のビジュアルが命でした。上級者が対象だったのでしょう、私には断片的なストーリーの視覚イメージ以外何も残りませんでした。今回の舞台のおかげでようやく物語の全貌のイメージが取得できました。対面の登場人物控え場所と(ここには分不相応なほど)豪華な衣装の力が大きいと思います。

    *座席はいくら何でも詰めすぎでしょう(怒)

    ネタバレBOX


    原作では殺し屋はよくしゃべる二人組で、プルカレーテ版ではビジュアル的にもかなり重要な役割を負っていましたが、この公演では殺し屋に別の設定を置いています。今回の演出との整合性を考えると原作の設定は捨てざるを得ず、この解は確かにありだと少しだけ演出の意図が分かった気がしました。

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    2018/04/21 01:07

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