満足度★★★★
書きたいことはほとんど GREAT CHIBA さんが書いてくださいました。追記も同感です(微笑)
舞台の形式も物語の展開法も素晴らしく、俳優さんの演技もダイナミックで星5つです。その一方で20日14:00の公演でもセリフの噛みは伝染病のように連鎖します。これでは星1つ減点です。長ゼリフ頻発の休憩なし2時間半だということは分かりますが…。
昨年、東京芸術劇場で行われたシルヴィウ・プルカレーテ(演出)、佐々木蔵之介(主演)の「リチャード三世」はとにかく場面毎のビジュアルが命でした。上級者が対象だったのでしょう、私には断片的なストーリーの視覚イメージ以外何も残りませんでした。今回の舞台のおかげでようやく物語の全貌のイメージが取得できました。対面の登場人物控え場所と(ここには分不相応なほど)豪華な衣装の力が大きいと思います。
*座席はいくら何でも詰めすぎでしょう(怒)