満足度★★★★
過激な団体名の「まん〇」は、ツッコミ待ちの欲しがり君の様で可愛げを感じる。
開演前のフリートーク大喜利で、自虐的にかまってちゃんを更に発揮。
しかし、物語は相反して結構まじめな内容に驚かされる。
下ネタといえばそうかもしれないが、
現代社会の過剰労働と過度依存。永遠のテーマである母と息子の攻防。人体の不思議さと個のアイデンティティ。などなど目を見張る秀逸な物語が展開される。
ショートストーリー3本立てと贅沢な構成なれど、やっぱり少々長くなるのは判る気がする。
幕間で身体伸ばしタイムを設けるなど優しさにあふれるところも魅力。
(でもその前に桟敷の狭さは一考お願いします。昭和の天幕興行のよう…)