満足度★★★★
前日観た「百年の秘密」が60年くらいのスパンの物語だったのに対して、こちらはたったの2日間です。登場人物も少なくもちろん時系列に沿って話は展開しますので何も混乱する要素はありません。
時間は75分+15分休憩+60分くらいです。
物語を簡単にまとめると「主人公ヘッダが様々な制約から心の飢餓感を解消することができず、愚行の末に破滅していく」ということになるでしょうか。
舞台装置としては床から舞台の天井まで5-6メートルもありそうな大きなガラス窓が印象的でした。
観客は男女半々で年齢も20代後半から70代まで広く分布していました。割合としては60代以上が多いのはイプセンの戯曲ということに安心感を覚えるのでしょう。