満足度★★★★
鑑賞日2018/03/22 (木) 19:30
座席1階1列
価格0円
ハムレットはベースにはなっているものの、ストーリーを取っ払った戯曲が「ハムレットマシーン」であろうから、殆ど目の前で行っている動きや言動は何を示しているのか理解できません。
「復讐」やそこに至るまでの心の葛藤が描かれると思ったら大間違いでした。
もっと心の底にあるものなんだろうな・・(漠然)
私が観たままで語ると「破壊と再生」。
ラストの女性の行動は溺死したオフィーリアも想像できたが多分違うのだろう。
客席を円形に陣取った舞台であったが、その中で演じる男性は不規則な動き。
そしてその周りを規則的に行動するひと。
そして不規則な動きをしていた男も規則的な動きに転じる。
観たままですが、そこに再生を感じました。
前衛演劇は解釈の仕方が様々あると思います。
あえて絞り出してここに書いていますが、客は思うままそれでいいと私は思っています。
チケプレありがとうございました。