ドレッサー 公演情報 加藤健一事務所「ドレッサー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    戦中という設定はあるのだが、座長とか役者が抱える不安や老いと、役者としての自信・自負のせめぎ合いを濃厚に見せる。
    役者や劇団の主宰は常にそうした戦いをしているのではないだろうか。
    それが生身の加藤健一の姿に重なったりもする。

    ネタバレBOX

    劇中で演じられるのは『リア王』。
    それにこの作品は重なっている。
    リア王は座長、道化はドレッサー。
    「道化は途中でいなくなる」の台詞にもあるような扱いをドレッサーはラストに受ける。
    ドレッサーが道化になっているのかどうかが、この作品の肝ではないかと思うのだが(座長との掛け合いにおいても)、今回は流れるように台詞を言うので、やや一本調子な印象。

    カトケンさんの座長はさすが!

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    2018/03/22 06:09

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