再生ミセスフィクションズ2 公演情報 Mrs.fictions「再生ミセスフィクションズ2」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    95分。

    ネタバレBOX

    「男達だけで踊ろうぜ」
    ヤクザが支配する町に生まれた男たちの宿命と野球部女マネへの敬愛の話…。
    女マネをベンチ入りさせるため甲子園出場を(絶対的ヤクザな)先輩方へ話を通した主将(市原文太郎)は、それを黙って決勝のグラウンドへ向かうという、漢っぷりが泣かせる。それを女マネ(村上幸代)へ伝え、必ず勝つと不穏な決意を見せるエース(一楽)。そして試合開始の合図が鳴りだす。なんかドラマ性高くて、それでいて妙なユーモアと温かみが感じられる快作。

    「東京へつれてって」
    高校卒業後ホームレスになったヤマセ(NPO法人)とヤマセをずっと好きなコザクラ(廣瀬響乃)の話…。
    序盤のゴキブリネタを最終版に活かしてくるトコ(二人の門出をゴキブリが拍手で祝う)は流石。

    「男達だけで踊ろうぜ2」
    バンカラな応援団。団員の一人が女(小日向雪)でその兄(NPO法人)を助けにきたとわかる。兄は神格化された像?(岡野康弘)と融合していたが、兄を愛する女のパワーで兄はもとに戻る…。
    女の気持ちに男は振り回され動揺するというコメディ。ナントカという存在の岡野のバンカラ具合が秀逸。今村の演じた昆虫男とかも好きだし、純粋に女慣れしてない男の描写が笑える。モブ含めて。

    「上手も下手もないけれど」
    人生と舞台をダブらせるようなヒューマンドラマ…。先に舞台の出番がなくなる妻(豊田可奈子)の乾いた唇に水分補給する夫(岡野康弘)のシーンがとても美しい。最期くらいキスしてもいいのにという妻の言葉と、やっちゃったとバツ悪そうにする夫。素直に素敵と思える秀作。

    たまたまか、人生のハイライトとかそんな言葉がちょこちょこ出てた作品群。ヤクザに逆らえない虚構学院高校の面々とか、若年ホームレスのヤマセとか、まんま半生を描いた「上手も~」とか、人生を感じさせてくれて、なんか悩ましくなった。人生のハイライトってどんな感じなんだろうかと。そもそもあるのかしら。

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    2018/03/18 19:20

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